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株式会社リリーズ・トランサポート インタビュー

Q:今されている仕事に関して伺わせてください。
今の仕事は主に通訳の仕事をしております。
英語と日本語の通訳でして、特にビジネス通訳の中でも会議通訳という位置付けにはなります。その中でも同時通訳とそれから、逐次通訳という分野があるんですけども私の方はどちらとも対応しております。通訳以外にも翻訳の仕事もしております。


Q:どの様なお客様がメインでしょうか?
企業様が主に多いんですが分野としましてはIT系ですとか、コンピュータ関係又はそういった技術系が私は本当に多い分野です。法廷通訳もやっておりまして、日本語が通じない海外の方の裁判での通訳や翻訳も行っております。

Q:どのくらいの期間、仕事をされていますか?
ちょっとあのこの通訳翻訳業として独立したのが2010年なので、10年目を今年ちょうど迎えたところです。

Q:ここは特異だというポイントを伺わせてください。

一つ違っているところは、この職業の方は自然と帰国子女の方や海外居住経験が長い方または英語圏で大学を出た方、留学経験が長い方が、圧倒的に多い業界なんですけども、実は私あの長期の留学や海外に住んだ経験がありません。
そういった意味ではどちらかと言うとはじめは、マイナスに捉えていたんですけども、今はそれがもう私自分で『純国産』通訳なんて呼ぶ時があるんですが、今はそれが私の強みであり私だからできることがあると思っています。
どちらかというと、日本の企業様が求めているのは、日本の文化や風習、ビジネス文化も含まれます。そういったところをしっかり理解して寄り添ってくれる通訳さんを求めてるんだという風に言っていただくことがどんどん増えてきたので、私自身も今それは長所であり私だからできることだと思っています。

Q:仕事で大事にしていることは何でしょうか?

主に二つあるんですが、一つはこの仕事をし始めてから気づいたことです。通訳が緊張を見せるとお客様はもっと不安になると思います。

緊張してないかと言われれば本当は緊張してます。ですが緊張をこううまく隠すって言うんですかね、他のお客様がなおさら緊張してしまわないようにという配慮をするようにしています。

二つ目としては実は声なんです。私たちは特に通訳をする場合というのは、やっぱり音声が仕事です、そのお客様が1日中この訳を聞いて一生懸命お仕事される時に使う私の声が、まさに商品ですので不快にならない話し方。それから実は私声がどちらかと言うと低めなんですそんなに思いっきり低いわけじゃないんですが高いわけでもなくてですね、実はこの声の低さがいいねって言って下さるお客様が実は結構いらっしゃいます。

一日中こう高い声を聞いていると、特に同時通訳のイヤホンでそれ声を聞いてると「結構耳が疲れるんだよね」というお客様がいらっしゃって、それで、なるほどそういうところも、実は選んで頂いてる理由になっているのだなと私も勉強になりました。

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